2011年8月25日木曜日

フジが「ヘキサゴン」当面休止を発表

フジテレビは25日、暴力団との交際を理由に引退した島田紳助さん(55)が司会を務めていた「クイズ!ヘキサゴンII」(水曜午後7時)について、「当面の間休止する」と発表した。

 31日の放送分は「世界おもしろ珍メダル!バカデミービデオ大賞」に差し替える。その後の代替番組については「現在調整中」としている。

2011年8月23日火曜日

菅首相、閣僚懇で辞任表明…「30日に総辞職」

菅首相は23日午前の閣僚懇談会で、「30日に内閣総辞職をすることになるだろう」と述べた。


 与謝野経済財政相が23日午前の閣議後の記者会見で明らかにした。

(2011年8月23日09時59分 読売新聞)

2011年8月16日火曜日

五山送り火 過敏な反応でなかったか

きょう16日は、京都五山の送り火である。日本を代表するお盆の行事だが、今年は悲しいものになってしまいそうだ。

 東日本大震災の津波でなぎ倒された岩手県陸前高田市の国の名勝「高田松原」の松で作った薪(まき)を燃やす計画が二転、三転したあげく中止となったためである。

 薪から放射性セシウムが検出されたのは事実だが、行事を取り仕切る保存会や京都市関係者には予定通り実行してもらいたかった。失望を禁じえない。

 五山送り火の来歴には、諸説がある。平安時代に弘法大師空海が「大」の字を書いた、室町将軍の足利義政が息子の死を弔うために始めた…などである。長い歴史を経て、現在では「お盆の精霊(しょうりょう)送り」行事として、全国から多くの観光客を集めている。

 震災で犠牲になった人々の霊を慰めたいという当初の意図は、関係者の間ですぐに受け入れられた。しかし、一部からは「燃やせば東京電力福島第1原発から放出された放射能が広がる恐れがある」との懸念が示された。

 五山のうち大文字保存会は「一人でも反対があれば強行できない」と断念し、全国から反発が巻き起こった。京都市長が仲介に立って要請し、一時は五山そろっての実行が決まっていた。

問題の松の表皮部分から検出された1キロ当たり1130ベクレルという放射性セシウムの数値は、「吸い込んでも健康に影響がないレベル」(大津留(おおつる)晶・長崎大学病院准教授)だという。

 震災とそれに続く原発事故、節電によって、国民は大変な苦労を強いられている。被災者は直接的な被害と闘い、それ以外の人たちには彼らを励まし、復興を手助けする大切な役割がある。

 風評に過剰に反応し、がれきの受け入れがストップしたり、東北産の農作物や水産物、牛肉が売れなくなったりしたのは無責任に不安をあおった結果でもあり、許されない。今回と事例は異なるが、過ちを繰り返してはなるまい。

 気まずい思いを残したこの問題には、新たな展開もあった。千葉県の成田山新勝寺から、9月25日の「おたき上げ」で燃やしたいとの申し出があったという。宗教者の善意として歓迎したい。

 風評には冷静に対処し、被災者の思いを自らのこととして受け止められる社会をめざそう。

2011年8月11日木曜日

【夏休み】東武宇都宮線が開通80周年


東武鉄道の宇都宮線(新栃木~東武宇都宮間)は11日、1931年(昭和6年)の営業開始から開通80周年を迎える。これを記念して、沿線ではさまざまなイベントが行われている。

東武宇都宮百貨店、宇都宮東武ホテルグランデ、壬生町おもちゃ博物館、バンダイミュージアム、東武博物館の5施設に設置されているスタンプ2個を集める「東武宇都宮線開通80周年記念スタンプラリー」は、14日まで開催中。

ゴールした施設で飲み物やおもちゃなどの賞品がもらえるこのスタンプラリー。「東武博物館でゴールするともらえる博物館賞(駅長帽子ペーパークラフトまたは東武鉄道オリジナルグッズ)などが人気を博している」と同社。

また9月30日まで、同線で活躍する8000系4両編成の2本(編成番号8189F・81105F)の前面に80周年記念ヘッドマークが掲出されるという。

同線は、1897(明治30)年に営業を開始したナローゲージ(軌間610mm)の宇都宮軌道運輸をルーツとし、のち宇都宮石材軌道などを経て現在に至っており、実は“百年超え”の路線でもある。

2011年8月9日火曜日

野田財務相、民主党代表選出馬表明を見送り



野田佳彦財務相は9日、日経平均株価が9000円を割り込んだことから、同日予定していた民主党代表選への出馬表明を見送る考えを明らかにした。米国債の格下げを背景にした株価下落や円高進行などへの対応を優先すべきと判断したとみられる。

 野田財務相同日午後、菅直人首相の後継を決める民主党代表選に出馬する意向を固めたことを表明し支援を要請するため、自身のグループ会合に出席する予定だった。

2011年8月6日土曜日

【マツダ デミオ SKYACTIV 試乗】セカンドカーなら最高のコンパクト…青山尚暉


新型『デミオ』はSKYACTIV第一弾として、非HVで10・15モード燃費30.0km/リットルの燃費を実現したことばかりが注目されているが、ボクが試乗してまず感動したのは乗り心地の良さだった。

従来モデルは欧州風味ある硬めでシャキッとした乗り味が特徴だったが、それを基本により上質に、スムーズになっていたのだ。たとえばライバル車の『フィット』シリーズの中でもっとも乗り心地がいい(フィットシャトルHVを除く)フィットHVの乗り心地が、荒れた路面ではドタバタ感と感じられるほど。とにかくフラットで快適。ふたクラス上の上質感がある。

そして『プレマシー』以降、マツダが推進している「Gのつながりのスムーズさ」もまた生かされている。従来モデルはアクセルを踏むとグイッと前に出て、ステアリングを切ると間髪を入れずにグイッと曲がったものだが、ラフに操作するとギクシャクした運転になりがちだった。しかし新型はそのあたりのクルマの動きがグーンと穏やかになり、ずっと大人っぽい走りが演出されている。乗り心地のしっかり快適な味わいと合わせて、ドイツ車っぽい、とも言えるだろう。

静粛性も素晴らしい。エンジンは5000回転まで回してもまったく耳障りじゃなく、また「ヨコハマ・アスペック・ブルーアース」タイヤのロードノイズもまったく気にならない。フィットHVのロードノイズがゴーゴーと気になる場面、路面でも、である。もちろん、アイドリングストップ付きだから、停車中も静かだ。

「i-DM」(インテリジェントドライブマスター)と呼ばれる運転支援機能、カラー液晶表示にも唸らされた。「やさしい運転」「しなやかな運転」「体が揺れる運転」をグリーン、ブルー、ホワイトランプで教えてくれるのだが、ただのエコ支援機能にとどまらない。「やさしい運転」のグリーンランプは山道の登りでアクセルを深く踏み込んでも点灯。許容ゾーンが広く、ただゆっくり走る運転を評価するわけじゃない。

「しなやかな運転」はハイペースでもステアリング操作、ブレーキングがスムーズかつ滑らかで、Gのつながりがよければ、ちゃんと評価!?してくれるからさすがマツダ車らしい。最後に「今回のスコア」が5点満点で表示され、高得点を続けると次のステージに進めるというお楽しみ付きなのだ。つまり、徹底したエコ支援ではなく、運転が上手くなれるような仕掛けなのだから楽しい。

もっともパッケージは前席優先。後席の居住性、乗降性、荷室の広さ、アレンジ性などは、たとえばフィットにリードされ、一家に一台のファーストカーにはなりにくいが、セカンドカー需要ならもう最高のコンパクトカーと言っていい。ペットを乗せる場合は後席スペースに限られるが、シートの座面長が比較的たっぷりしていて乗せやすい。

ちなみに140万円からの価格だが、ベースグレードは法人向け。実質的には145万円になるSKYACTIVパッケージ1(運転席シートリフター)、リヤ3面ダークガラス、後席中央席3点式シートベルト&ヘッドレスト、ドアミラーウインカーなど9点)付きになる。それでもフィットHVの中間グレードより27万円安いのだから文句ない。

2011年8月4日木曜日

ヒチコックの作品発見 23年のサイレント映画

サスペンス映画の巨匠、アルフレド・ヒチコック(1899~1980年)が監督となる直前の時期に制作に関わった映画のフィルムの一部が、ニュージーランドで保管されていることが分かった。全米映画保存基金(サンフランシスコ)が3日、明らかにした。

 作品は1923年制作のサイレント映画「ホワイト・シャドー」。監督はグラハム・カッツで、ヒチコックは脚本や編集、美術監督を担当した。同作のフィルムはほかに存在が確認されていない。AP通信によると、専門家は「ヒチコックがあらゆる面で制作に関与している」と指摘。監督デビュー前の活動を知る貴重な作品としている。

 映画は6本のフィルムで構成され、うち3本が見つかった。長さは計30分程度とみられる。残り3本は現存しない可能性が高いという。見つかった部分は9月にハリウッドで公開される。(共同)

2011年8月2日火曜日

小箱置き「爆発する」と行員にメモ 強盗未遂容疑で男を逮捕 

2日正午ごろ、秋田県由利本荘市西目町沼田新道下の北都銀行西目支店に男が押し入り、カウンターに小箱を置き「私の指示で爆発します。1億5千万円を用意して下さい」と書かれたメモを行員に見せた。支店長に応接室に通され「そんな金はありません」と言われると、男は何も取らずに店を出て乗用車で逃走した。

 行員が車のナンバーを目撃。秋田県警由利本荘署員が約10キロ離れた同市船岡大沢の農道に止まっていた車を発見し、車内にいた男を強盗未遂容疑で逮捕した。

 由利本荘署などによると、車内に小箱があり、爆発物かどうかを確認している。男はサングラスと帽子を身に着けていた。