2011年4月23日土曜日

隠密キャッチ 女優北川景子とTBS安住紳一郎の危険な密会事情(1)

いま最も旬な女優として脚光を浴びているのが北川景子(24)だ。
 主演ドラマ『LADY〜最後の犯罪プロファイル〜』(TBS)は好評の内に最終回を迎え、早くも映画化企画が浮上している。6月には主演映画『パラダイス・キス』も公開され“北川旋風”は、当分、収まりそうもない勢いだ。
 そんな彼女にようやく大本命が現れたという。いまTBSの看板アナで“独身王子”と異名を取る安住紳一郎アナ(37)と、かなりいい仲だというのだ。

 北川と言えば、必ず話題に上がるのが共演者との“恋話”。NEWSの山下智久、向井理、玉木宏、バレエダンサーの宮尾俊太郎、谷原章介など多くのイケメンが皆、彼女の虜になった。
 「全員がドラマや映画で共演した相手なんです。彼女の魅力は一見してクールビューティーなんですが、2人きりになると、全くの別人に変貌するところ。猫なで声を出しながら甘えてくる。もうフェロモンムンムンの感じになるんです。しかも、収録中は無意識に体を寄せてきたり指を触ったりする。究極は北川の体臭です。香水とは明らかに違う桃のような香りが常にしているんです。あの匂いだけで完全KO状態ですよ」(業界事情通)

 女性の扱いになれているはずのイケメン俳優の多くが、必ず北川の妖艶な魅力に溺れていくのだ。
 「過去に北川と噂になったことがある俳優が言っていました。『彼女に見つめられると、なぜか無性にキスがしたくなる』って。あの目力とたらこ唇に引き寄せられると理性を失ってしまうそうだ」(芸能プロ幹部)

 いまや北川は芸能界で“魔性の女”の称号を欲しいままにしている。そんな北川のハートを鷲掴みにした男がTBSの安住アナだというからサプライズなカップルだ。
 2人の出会いは、'09年に放映された『ぴったんこカン・カンスペシャル』。青森ロケで2人きりの時間を幾度となく過ごしたという。その後、他の番組でも共演し、すっかり親しくなった。
 「北川の小学生の頃の夢は女性アナウンサーになることだった。モデル活動を始めた頃には、安住アナのファンになったそうだ。明治大学の先輩ということも親近感を抱いた一つの理由。そんな状況下で安住アナと番組で共演した。北川がアプローチをしないわけがない」(TBS関係者)

 安住アナから連絡先を聞いた北川は猛アプローチをかけたという。1日に何度もメールを送ったり、自分のブログで安住アナのことを紹介したりしたのだ。
昨年12月にアップされた当時のブログには意味深なことが書かれている。
 「ロケでクリスマスで賑わう街を歩いた際の感想について『内心、ちょっとイラっとしつつも安住さんと2人で街を歩け、テンションがスーパー上がったことはもう隠せません』と乙女チックな文章で恋する気持ちを表現していたのです」

2011年4月21日木曜日

リニア中央新幹線は直線ルート、地震でも「安全」 国交省小委が答申案

国土交通省交通政策審議会の中央新幹線小委員会(家田仁委員長)は21日、JR東海のリニア中央新幹線整備計画について、同社が希望していた東京と名古屋をほぼ直線で結ぶ南アルプスルートの採用などを認めた答申案をとりまとめた。今後、一般からの意見を募集する。

 リニア中央新幹線は、JR東海が開発した超電導リニア方式を採用し、最高速度時速500キロ、東京~名古屋を約40分、東京~大阪を約67分で結ぶ。2014年に建設着工し、27年に東京~名古屋間で開業、45年に大阪まで延伸する計画。建設費用約9兆円は、JR東海がすべて負担するという。

 これまでの議論では、東京~名古屋間のルート選定をめぐって、JR東海が直線ルートを主張してきたのに対し、長野県などが県内を大きく迂回(うかい)する「伊那谷ルート」の採用を求め、対立してきた。小委員会では昨年、費用対効果の点で、直線ルートが妥当との結論を出し、今回の答申案でも支持した。

3月11日の東日本大震災以降は、超電導リニア方式の耐震性などが議論となった。4月14日の委員会でJR東海側は、同方式でも地震時は在来の新幹線と同様、発生から90秒程度で停車できることや、各種の安全策でガイドウェイ側壁から脱線しにくいことなどを説明。委員会ではこれを認め、答申案でも「在来新幹線と比べ安全確保上の大きな利点がある」と太鼓判を押した。

 自治体が全額負担となっている途中駅の整備について、答申案では「国の関わり方も含めて調整が行われることが望まれる」とし、具体的な負担割合などには踏み込まず、火種を残す形となった。大阪までの早期開業については「具体策を検討すべき」との付帯意見を付けたが、JR東海側は資金事情などを含め、慎重姿勢を見せている。

2011年4月18日月曜日

「犯人は少しでも募金を! 」狩野英孝カバン盗難の被害に遭う。

狩野英孝が、カバンの盗難被害に遭っていたことを自身のブログ「狩野とアルいてく」で明かした。

狩野は、4月17日「カバン」というタイトルで事件の詳細について綴っている。静岡での仕事が終わり山口に向かう途中であった。新幹線に乗り仕事の疲れもあったせいか、うっかり寝てしまった狩野。目覚めたときには時すでに遅し、もうカバンが無かったというのだ。カバンの中には財布、家の鍵、カード、免許証、保険証、ネタ帳、仕事の書類などなど貴重なものが沢山入っていた。

山口県の交番に被害届を出したが狩野は「多分見つからないだろうな」と肩を落としている様子だ。また狩野は今週中にボランティアで地元宮城県に車で帰る予定だったが、今回の被害で免許証もない。また現金が結構入っていたというので、更にショックに追い打ちがかかる。しかし狩野は「自分の管理不足もある」と非を認めながら、最後にブログでこう呼び掛けている。「盗んだ現金全部あげますが、ちょっとでいいんで募金してください。よろしくお願い致します。 」と。

窃盗は許し難い犯罪である。しかし狩野は少しでもそのお金を募金してほしいと、どこまでも地元や被災地のことを想いながら暮らしていることが分かる。

狩野は4月8日の日記で、地震により実家の神社の鳥居に更にヒビが入ったことを明かしている。またテレビ番組では同じ宮城出身サンドウィッチマンと東日本大震災についての対談をしている。

狩野は今も余震が続いている中、地元が心配でならないであろう。そんな中での今回のカバンの盗難はかなり痛手だったに違いない。狩野のカバンがそのまま戻ってくるのは現実的にはとても難しい。犯人は募金をしてくれるだろうか。彼のブログやこの記事を読んで気持ちが変わったのなら、狩野のカバンをそのまま返して欲しいところだ。今の狩野には多くの使命があるのだから。

2011年4月15日金曜日

無用な買い占め 正確な情報あれば防げた


「買い占めを しなきゃあるのに するから無(な)い」。買い占めの集団心理をあざ笑うかのような川柳があった。東日本大震災では、被災地から離れた首都圏の住民が「品薄」と聞いた商品に殺到した。「平和で安全な国」は一変し、風評に翻弄され、平常心を失った。パニックに陥る愚かさと粛々と生きる難しさ。生活者として、東日本大震災から得た教訓は少なくない。
◆被災者の怒り

 食品では、米、ミネラルウオーター、パン、納豆、ヨーグルト、缶詰…。食品以外ではガソリン、灯油、電池、トイレットペーパー…。暮らしに密接なものが、スーパーやコンビニエンスストアの棚から消えていった。

 「水道水が放射性物質(放射能)に汚染されている」。そんな風評が広まると、今度は「無洗米」を求めに走る。ガソリンスタンドの給油状況はインターネット上で情報交換され、行列がさらなる行列を生んだ。

 被災地域での戦いは、さらに壮絶だった。福島県棚倉町では給油待ちをする車内で、練炭による一酸化炭素中毒で男性が死亡する事故が発生。岩手県釜石市ではガソリンを求めて、あてもなく歩き続ける老夫婦がいた。

 震災の瞬間、仙台市在住の直木賞作家、伊集院静さん(61)は自宅にいた。周囲には壊れかけた家が多く、高齢者を中心に避難所に逃げ込んだ。寒さと余震の恐怖。「被災者」として伊集院さんの心に怒りがこみ上げてきた。

 「買い占めについて言えば、東北では起きていない。それが東京や大阪になると起こるのは、街にコミューン(地域共同体)がないからです。住んでいる人たちみんなが仮住まいだから。人の目を気にしないなら、何だってできる」(13日付東京本社版文化面)。日本人としての誇りの欠如をそう糾弾した。

 ◆自己防衛のため

 平成7年の阪神大震災では、深刻な“買いだめ騒動”は起きなかった。精神科医の中井久夫さんは「正確な情報の伝達が市民の精神を安定させるうえで最も重要」と、「阪神・淡路大震災 復興10年総括検証・提言報告」の中で分析している。

 中井さんによると、被災して孤立した人間はボートの漂流者と同じで、救援が来るまでの間、手持ちの食料、水、体力をどう配分したらいいか見当がつかない。阪神大震災では、神戸に縁の深いスーパーのダイエーと生活協同組合「コープこうべ」が即日、「全国の流通網を動かす」という情報を発したことが混乱を防いだという。

デマや風評も含めて、危うい情報までが一緒くたに伝達された今回の震災と放射能漏れ。蓮舫節電啓発担当相は「本当に必要な物だけを買って…」と買いだめを戒めたが、騒動は1カ月過ぎた今も収まっていない。心理パニックに陥らず、冷静沈着に行動するために何が欠けていたのか。

 『人はなぜ逃げおくれるのか』(集英社、735円)の著者で、東京女子大の広瀬弘忠元教授(災害・リスク心理学)は「今回の騒動はトイレットペーパーが消えた昭和48年のオイルショック時に似ている。放射能漏れによる屋内退避、(一時行われた)計画停電…。先の見えない不安によってあおられ、被災地の外側で起きた珍しいケース。『増産体制によって何日までに供給される』といった具体的なデータが示されなかったことが原因だ。自己防衛のために取った仕方のない行動で、責められるべきは政府やメディアにあるのではないか」と話した。

2011年4月13日水曜日

作家・伊集院静さん 日本の根源は東北人の気質にある


仙台市在住の作家、伊集院静さん(61)は、自宅で仕事中に被災した。いまも仙台市内に暮らす伊集院さんに聞いた。





 仙台に移住してから、16年になります。以前は家を空けていることが多かったのですが、ここ2年ほどは仕事の量を倍に増やしたので、1年のうち10カ月くらいは仙台にいます。だから地震のとき家に居合わせて、運が良かった。不在だと家族が困ったでしょうからね。

 本震後の3日間で、マグニチュード6~7級の地震が、21回ほどありました。21回、と言ってしまうと単なる数字なんですが、ガガガガガッ、というすごい揺れが昼夜問わず30分おきに来ることを想像してください。いやになっちゃいますよ。東京でもずいぶん揺れたと思いますが、そんなものではない。普通の人なら、神経がやられちゃうと思います。じっとしていても、まだ揺れているんじゃないかと、平衡感覚がおかしくなりますしね。
被災地にいると、どうしても政治やテレビの報道が東京中心なのが目につく。それは仕方がない。東京都だけで1千万人以上が住んでいるんだから。でも、どうしてもこぼれ落ちる視点が出てくる。たとえば被災地で、首都圏の計画停電の話をずっとやっているテレビを見せられたら、こっちはずっと停電しているんだから、君たち少しは我慢したらどうだ、と言いたい気分になるでしょう。

 買い占めについて言えば、東北では起きていない。それが東京や大阪になると起こるのは、街にコミューン(地域共同体)がないからです。住んでいる人たちみんなが仮住まいだから。人の目を気にしないなら、何だってできる。コンビニじゃなくて、顔なじみの近所の八百屋やみそ屋だったら、買い占めなんてできません。そういう部分が消えるということが、コミューンがなくなるということなんでしょうね。マンションの隣室に誰かが引っ越してきても、あいさつもしない。廊下ですれ違っても無言。こんなのは日本人だけです。

 それは、誇りがないからそうなるんです。なぜこの街に自分が住んでいるのか、という信念がないから。ではどうして信念がないかというと、信念というものが生きる上で必要だという教育を、日本がしてこなかったから。買い占めた連中も含めて、多くは最高学府(大学)を出ているんです。大学卒業までの16年間の教育で、何を教えてきたんだ、ということです。

原発の問題については結局、資本主義社会全体が問われているんでしょう。原子力で電力を起こさないと、経済生産性が保てないのか、という問題です。原子力に依存するという政策は、国民が賛成してきたんだからね。

 それと今回、非常に象徴的なのは、なぜ災害に見舞われたのが東北なのか、という問題です。これだけ何度も何度も災害から再生してきたのは、東北しかない。古くは慶長の大津波(1611年)から、明治29年、昭和8年の大津波。そのたびに8割9割の人間が死んでも、街を再生させてきた。日本の根源というのは、東北の人たちの気質の中に生きているんです。そうした歴史があるから、戦後の復興も可能になったのではないでしょうか。(談)

2011年4月6日水曜日

北関東道以北の高速道 無料化案浮上 民主部会

民主党の国土交通部門会議(田村謙治座長)で6日、東日本大震災の復興策として、北関東自動車道以北の高速道路料金を全区間、一定期間無料とする案が浮上した。必要となる費用は約1600億円で、財源には、4月からの導入が見送られた高速の平日上限制(普通車上限2千円など)の費用を充てるほか、現行の休日1千円乗り放題も中止するなどして捻出するという。

 民主党は震災復興のための検討委員会を設置し、今年度の歳出見直しなどについて、党の各部会に提言をまとめるよう要請している。今回の案は、国交部会の執行部側がとりまとめたもので、ほかに高速無料化の社会実験についても今年度は中止し、平成23年度予算に計上された1200億円のうち、システム変更費用などを除く1千億円を復旧・復興費用に充てる方針も盛り込まれた。

 ただし、同日開かれた会議の出席議員からは、「復興予算は年度予算とは別に組むべき」や「高速無料化の旗を降ろすなら内閣総辞職が必要だ」といった反対意見が相次ぎ、部会としての決定には至らず、検討を継続することが確認された。