2011年3月5日土曜日

イルカ50頭打ち上げられる 茨城の海岸

茨城県鹿嶋市の下津海岸で4日夜、約50頭のイルカが打ち上げられているのが見つかった。連絡を受けた鹿島市や茨城県大洗水族館の職員やサーファーら100人以上が5日朝から、体が乾燥しないように海水をかけたり、海に戻す作業をしている。
 同水族館によると、打ち上げられていたのはイルカの一種、カズハゴンドウで、体長2~3メートル、体重が約300キロ。約20頭が生存しているとみられる。
 現場は遠浅のため、生きているイルカを水深の深い港に運搬し、海に戻す作業をするという。
 打ち上げられた理由について、同館の海獣展示課長の島田正幸さん(56)は、「エサを追って遠浅の海岸に入り込み、方向感覚を失った可能性がある」と話している。
 同県神栖市の海岸では、平成14年に85頭のカズハゴンドウが打ち上げられたことがある

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