2011年7月20日水曜日

米ヤフー、2四半期ぶりの増益 広告収入は苦戦

【ワシントン=渡辺浩生】米インターネットサービス大手ヤフーが19日発表した2011年4~6月期決算は、最終利益が前年同期比11%増の2億3697万ドル(約187億円)だった。競争激化で販売は苦戦したが、リストラ費用の減少で、2四半期ぶりに増益となった。

 売上高は23%減の12億2902万ドル(約970億円)で、アナリスト予想平均(トムソン・ロイター調べ)の11億1千万ドルは上回ったが、3四半期連続のマイナスとなった。米グーグルなどとの競争激化で、検索連動型の広告収入が45%減と大きく落ち込んだ。

 ネット広告を掲載する提携サイトに支払う費用を除いた純売上高は5%減の10億7612万ドルだった。

 同社は7~9月期の売上高について、12億~12億6千万ドルと見込んでいる。

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