加護亜依が自殺図る 電話で“予告” 手首切り薬物服用も

恋人逮捕で自殺未遂か－。元モーニング娘。のタレント、加護亜依（２３）が１１日、東京・六本木の自宅マンションで手首を切るなどして倒れているところを発見され、都内の病院に運ばれた。命に別条はないが、警視庁麻布署では自殺を図ったとみている。今月６日、４４歳の恋人が恐喝未遂容疑で逮捕され、自らも参考人として聴取されたばかり。過去に騒動を起こすたび、ひとまわり以上年上の恋人の存在がクローズアップされてきたが、今回もまた…。（サンケイスポーツ）

　モー娘。時代のあどけない笑顔が印象的だった加護に、今度は一体何が…。

　加護が倒れていると１１９番があったのは、１１日午前１１時５７分。通報したのは、今月６日に恐喝未遂容疑で警視庁に逮捕された恋人の飲食店運営会社代表、安藤陽彦容疑者（４４）の関係者だった。場所は東京都港区六本木１丁目のマンション。同居していた安藤容疑者が逮捕された時、加護も一緒にいて事情を聴かれた自宅でもある。

　麻布署によると、加護は手首を切り、救急車で東京・渋谷区の日本赤十字社医療センターに緊急搬送された。血はすぐに止まり、命に別条はないという。発見時には意識がもうろうとしていたといい、精神安定剤とみられる薬物を大量摂取した疑いもある。

加護亜依が自殺図る　電話で“予告”　手首切り薬物服用も
2011.9.12 06:51 （2/2ページ）

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自宅マンションで自殺を図り、病院に運ばれた加護亜依。恋人の逮捕で将来を悲観したのか…＝２００８年５月撮影
　関係者が事前に加護と電話で話した際、「薬をのんで、手首を切って、飛び降りてやる」などと話していたことから、自宅に駆けつけたところ、倒れた加護を発見した。同署は、加護が自殺を図ったものとみている。

　安藤容疑者はもともと歌手、華原朋美（３７）の恋人だったが別れ、昨年８月ごろから加護と恋愛関係に。その後、加護は安藤容疑者を通じ、現在の所属事務所からの独立を訴えたが、拒否されるなどして実質的な芸能活動はできない状態が続いていた。そこに安藤容疑者の今回の逮捕で、将来を悲観したのか…。

　加護は２０００年４月に加入したモー娘。を４年後に卒業し、タレントとして活動。しかし、０７年３月、喫煙謹慎中に１８歳年上の男性との密会旅行と喫煙疑惑を週刊誌に報じられ、当時の所属事務所を解雇された。その直後、文具用のハサミで左手首を切ったことも後日、明かしている。

　さらに、０９年には１２歳年上の俳優、水元秀二郎（３５）との不倫疑惑から、水元の元妻から慰謝料を求める裁判を起こされ、熊本地裁から約２００万円の支払いを命じる判決が下った。そして、今回も２１歳年上の男の陰で、自らの命を絶とうとするとは…。

　加護は幼いころ、両親が離婚。母親に育てられたが、再婚した母親はその後、離婚。「父親の愛情に飢えているせいか、年上の男性に憧れるところがある」と話す関係者もいる。奈良県から母親が病院に急いでいるとの情報もあり、一命をとりとめた今、自らの今後を冷静に見つめ直す機会ともなりそうだ。