2011年9月23日金曜日

駅弁グランプリ、50種競う JR九州、来月から 福岡

一般試食と投票会、新設
 JR九州は、九州内の駅弁のレベルを競う「九州駅弁グランプリ」を10月から開催する。平成16年から7年間「駅弁ランキング」と銘打ってネット投票などで行ってきたが、駅ビル「JR博多シティ」での一般試食と投票会を新たに設け、スケールアップする。同社は「博多シティを舞台にした目玉イベントに育て、九州の味・駅弁をさらにPRしていきたい」とする。
 従来のランキングは、駅弁を食べた人からはがきやインターネットを通じたアンケート結果と、地元料理評論家やマスコミ関係者による投票会で順位を決めてきた。
 今回のグランプリには九州各地の駅弁から50種がエントリー。10月1日~12月31日の間に駅弁を購入した人を対象にしたアンケートに加え、九州7県ごとに、地元タレントや料理評論家による予選会を開催。それらの合計点数で、県を代表する駅弁を1~3種類選ぶ。本選として2月11日にJR博多シティで各県代表の駅弁の投票会を実施する。投票会では入場料500円で、試食用の小さな駅弁が食べ放題。その上で投票する。
 駅弁を担当するJR九州販売1課では「駅弁ベスト10を決める最高峰の大会という意味を込めてグランプリという名称にした。試食・投票会には500人程度の入場者を見込んでおり、駅弁のPRとともに、JR博多シティの恒例イベントとなるようがんばりたい」としている。

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